公益財団法人 農民教育協会 鯉淵学園農業栄養専門学校

学園長室より

学園長挨拶

鯉淵学園農業栄養専門学校
学園⾧ ⾧谷川 量平


 今般、令和 5 年 4 月 1 日をもって、第 12 代の学園⾧に就任いたしました⾧谷川量平と申します。出身は静岡県静岡市で、昭和 45 年 10 月の生まれで今年 53 歳になります。鯉淵学園には、平成 9 年の 6 月より着任をいたしております。専門は食料経済です。
 鯉淵学園に奉職して 20 年以上がたちます。農業の情勢変化もさることながら、20 年前の4 年制に切り替え、学生があふれるほどいた鯉淵学園と、現在の鯉淵学園を比較して思うことは、鯉淵学園が持っている教育資源を十分に生かせているのであるだろうか?鯉淵学園の魅力ともいえるものを現在は十分に発揮できているのか?鯉淵学園の歴史、伝統をしっかりと現在の職員は理解して誇りをもって職務、教育にあたっているのか?甚だ疑問に思います。
 ご存じのように、鯉淵学園には⾧い歴史と、皆様方同窓生の強力なネットワークがあります。それ以上に、食と農に関する教育のノウハウの蓄積があり、他校・他大学にはなしえないものが数多くあると思います。
 鯉淵学園には、昔も現在も博士号を持つ教員が複数在職し、そうでない職員もその分野では一流の知識と経験を持つ職員がそろっていると自負しています。
決して現在の職員が怠慢で能力が低いと言っているわけではありません。ただ「鯉淵学園」という誇りある学園で一丸になることができていないということです。
 本年 2 月に森啓一理事⾧をお迎えし、「真生鯉淵」のスローガンのもと、まずは「鯉淵学園」として、職員一同一丸となることが第一に必要であると強く思います。
 第二に、私自身の反省も含めて鯉淵学園、学園職員がもつ、その能力・経験を外部・地域に対しての発信をしないで⾧年過ごしてきたことを反省し、今後、地域への貢献、地域自治体および民間企業との協働による事業の展開を積極的に行い、「鯉淵学園があっての地域・企業」、「地域・企業があっての鯉淵学園」となるようにし、実社会の先端とともにある教育を展開したいと思います。
 現在の社会情勢は、混沌とし、すぐ先のことが全く予測できない状況にあります。しかしながら、確実に言えることは、食料・農業への社会的関心が高まり、同時に、その分野への人材供給ニーズも高まると思います。そうした中で鯉淵学園への関心も高まることが予測されますが、関心が高まって内実がない、バラバラな学園ではいけないと思います。常に世の中の先端と向き合い、リードしていく鯉淵学園を作るべく、私も一兵卒として全力で取り組みたいと思います。
 同窓会の皆様には今後ともご指導いただきたいと思いますので、なにとぞよろしくお願いいたします。

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