レポート
食品栄養科2年生の近況報告
令和4年もあとわずか。食品栄養科の2年生の近況を二つ報告します。
一つ目は、12月11日に行った、令和4年度(第19回)栄養士実力認定試験〔(一社)全国栄養士養成施設協会主催〕です。この試験では、栄養士を目指し学修してきた成果を確認します。2年間の勉強において、日々積み重ねてきた努力を思い出しながら臨みました。試験結果は、来年の2月ごろに分かります。
二つ目は、食品加工学実習です。この時期に作られる『そば』と『餅つき』の実習を行いました。12月7日の実習では、『常陸そば粉』を使い『そば打ち』を行いました。そばを切る作業では苦戦しながらも、学生はしっかり取り組んでいました。この実習を通して、手打ちそばの風味を十分に堪能した様子でした。
12月14日の実習は、『餅つき』でした。学園産のもち米を使用し、杵と石臼でつきました。昔は、それぞれの家庭で餅つきを行い、年始を迎える準備をしていましたが、最近ではあまり見られなくなりました。杵と石臼を使っての餅つきは、スピードとパワーが必要で大変な作業です。栄養士として就職した先では、行事の一環で餅つきを行うことが多くあります。学生時代にしっかり体験し、就職後に役立ててもらえればと思います。つきたてのお餅は、食品栄養科の学生や教職員、もち米を育てた農業技術センターの職員で、おいしくいただきました。
年が明ければ、卒業が間近となります。学生生活も後わずか、残りの日々を大切に過ごしてほしいと思います。
食品栄養科
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