栽培技術と経営感覚を備えた
実践的な農業人を目指す
農作物の栽培技術から販売経営について、基礎から学びます。
農場実習では慣行栽培のほかに有機栽培についても実践的に学べます。
また農産物の流通のほか農業協同組合などについて学びます。
科目選択により生産技術を重視した「生産講座」と経営・組織づくりを重視した「経営講座」を選択できます。
農業の現場での
即戦力を養成
実習時間の比率は約65%。
基礎をふまえた上での充実した実習を集中的に実施することで、農業生産や農業関連の企業・団体で働く即戦力を養成します。
販売につながる
「ものづくり」を学ぶ
園芸農場の生産物は、すべて学内直売所や市場出荷で販売しており、普段の実習が農業生産に直接結びつくものとなっております。
経営組織を知り、
経営感覚を身につける
農業をビジネスとして展開するために必要な経営力を養うとともに、さまざまな役割のある農協組織などについて理解を深めます。
Vision
目指す職業・進路
- 農業生産法人スタッフ
- 全国の農協(JA)・生協職員
- 有機農産物流通スタッフ(生協など)
- 有機農業法人スタッフ
- 農家後継者および新規就農者 など
Career
資格・称号
資格
- 日本農業技術検定(1、2、3級)
- 大型特殊自動車運転免許
- 農業簿記
- 自動刈払機
- 小型・大型車両系建設機械/小型・大型フォークリフト作業免許
- 毒物劇物取扱者
- 危険物取扱者
称号
- 専門士
Process
2年間の流れ
Message
在校生からのメッセージ
清水 裕貴 さん
アグリビジネス科
アグリビジネスコース
神奈川県立相原高等学校出身
先生と学生の距離が近く、気軽にいろいろ学べています
実家は非農家ですが、子供のころから農業体験などを通じて農業は身近に感じていました。高校は商業系で簿記などを学びました。高校卒業後の段階で農業法人就職の方向を決めていましたが、技術や知識を深め、安全安心なものを生産したいと思い鯉淵学園に入学しました。学園では先生と学生の距離が近く、気軽にいろいろ教わることが出来ています。将来は生産だけでなく農業の魅力も発信したいです。
卒業生からのメッセージ
令和2年度 卒業
井坂 龍平 さん
校外学習なども含め多角的に視野を拡げることができました
現在、家族経営でメロン・クリ・サツマイモの生産、流通、販売をしています。在学時に農業をまなび、友人と楽しい時間を過ごし、他農家での校外学習なども含め多角的に視野を拡げました。企業就職よりも、自分に向いている、チャンスがあると感じた実家での就農を選択しました。メロン一つとっても私の宝物と考え、農業者としてより良いものを作り、広めることで多くの人を笑顔にすることが目標。農業でガッチリ稼ぎます!
先生からのメッセージ
アグリビジネス科
アグリビジネスコース
秋葉 勝矢 准教授
[担当]
農業生産
・機械実習
・農場管理実習ほか
鯉淵学園の園芸農場には水田、畑、果樹園、温室を合わせて約10haの広さがあります。ここで生産した野菜などは直売所や水戸市周辺に出荷しています。実習だけでなく販売に合わせた生産は大変な部分もありますが、学生たちとともに高い品質の農産物づくりにつとめています。農業に初めて触れる学生にとっては大変な部分もあると思いますが、生産から販売まで農作業の意味を考えながら取り組んでゆける環境でしっかり学んでほしいと思います。
アグリビジネスコース
(令和3年度まで園芸・組合コース)
農作物の栽培技術から販売経営について、基礎から学びます。技術とビジネス感覚・実践力を身につけた農業者や農業関連企業スタッフを目指すコース。
畜産コース
畜産生産について、家畜生理などの基礎から加工、流通、販売を体系的に学びます。畜産・酪農の世界に関心を持ち、将来の畜産経営者や生産・加工・販売関連企業等への就職を目指すコース。