レポート
臨床栄養学実習「介護食」をつくろう!
2年次前期に履修する「臨床栄養学実習」では、病院で提供する食事をイメージした献立作りや調理法、提供方法について学びます。これまでの実習では、軟らかくて消化のよい「軟菜食」や、糖尿病・肥満症などに提供される「エネルギーコントロール食」など、様々な疾患に対応した治療食について取り組みました。
今回の実習のテーマは「介護食」。高齢者の割合が増え続けている今、「食」のサポートができる栄養士に期待が寄せられています。噛む力や飲込む力が弱くなった方向けの「嚥下調整食(ソフト食)」は市販品もたくさん流通していますが、実際に作って試食することで、より介護食への理解が深まります。
実習では調理した食品と固形化補助粉末をミキサーにかけ、型に流して成形し、盛り付けを行いました。出来上がりは彩りよく、なめらかな仕上がりとなりました。ソフト食を取り入れている病院や高齢者施設も数多くありますので、卒業後にこの実習で学んだことが役立つことを願っています。
< お粥や食パン、豚肉や鮭などをソフト食に! >
< 調理した食品をミキサーにかけます >
< ミキサーにかけた鮭を型に流して固めます >
みんな手際よくできました! 詳細はインスタをご覧ください!
(メニューはヘルシーフード株式会社監修レシピを参考にしました)
科目担当
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