レポート
学生の献立を食堂で提供しました!
食品栄養科情報
3度目の学生食堂での実習、今回は自分たちで立てた献立を実際に提供しました。もちろん、材料の発注・納品、調理、清掃も自分たちで行います。さらに今回は食事提供後に、喫食者アンケート実施、食べ残し計量などの調査、さらに栄養価や単価を算出して、実施献立の評価まで行いました。今までの実習では職員の指示に従って動いていましたが、今回は全て自分たちで考えて、決まった時間においしく食事を提供できるように動かなくてはなりません。調理器具は何を使って、何時に誰が何をすればよいか、前日からしっかりとシミュレーションし当日に臨みます。それでも調理現場というものはハプニングがつきもの。予測していた人数より多く食べに来たり、セルフ盛り付けではみんながモリモリ盛ってしまい料理が足らなくなりそうに...。ある班は注文したはずのパンが届かなくて、スーパーに買いに走ったなんてこともありました。しかし、そんな時こそ栄養士の力の見せ所!常日頃からあらゆる事態に備え、臨機応変に対応することが大切です。今回学生は身をもってそのことを感じてくれたと思います。そして、食事を出したら終わりではなく、その後に評価・検討を行いより良い食事提供を目指すことも栄養士の重要な役割です。そのような調理現場での栄養士の役割というものを、実際の体験を通してしっかりと学ぶことができた実習となりました。
こちらは実習で学生が作った献立です↓↓
【1班】親子丼・なめこと山芋の味噌汁・豆腐サラダ・小倉白玉ホイップ
【2班】さばの竜田揚げ・具沢山味噌汁・なます・炒り卯の花・りんご
【3班】ジャージャー麺・卵スープ・トマトのマリネ・杏仁豆腐
【4班】あげパン・照り焼きチキン・ミルクスープ・蓮根ときのこのマリネ・フルーツ
以上、どの班も無事提供することができ好評価をいただきました!
科目担当