レポート
令和2年度入学式を挙行しました!
4月2日(木)、令和2年度入学式を挙行しました。
新型ウイルス感染拡大が心配される情勢で入学式の中止も考えられましたが、新入生・保護者のみの出席とし、消毒・換気・体温チェックなどの対策を取りながら実施しました。
今年度は式の初めに入学生全員の氏名が読み上げられ、島﨑学園長より入学許可が宣言されました。入学許可宣言に引き続き学園長式辞、理事長挨拶、新入生歓迎の辞、入学生代表答辞などがおこなわれました。
例年よりも簡略化した入学式でしたが、穏やかな日差しの中、無事に挙行できました。
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● 島﨑弘幸学園長式辞
昨日までの雨も上がり、今日の良き日を祝うかのように、桜の花は満開となっております。新入生の皆さん、入学おめでとう。鯉淵学園農業栄養専門学校の教職員を代表して。皆さんの入学を歓迎いたします。また、本日、ご臨席を賜りましたご家族の皆様には、お子様のご成長と、ご入学を心よりお喜び申し上げます。
ご承知のように、新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっており、本日の式典も、やむを得ず、来賓の皆様のご招待はせずに、また在校生も式典に出席させない形で実施をしております。この点、お詫びを申し上げますと共に、新入生の皆さんも、ご自身の健康管理に十分注意をしてください。
しかしながら、この場に立って改めて思うことは、新入生の皆さんの向上心に満ちた輝く目の光を見るとき、本日、この場に、皆さんをお迎え出来て本当に良かったと、心より嬉しく思っております。
本学は、七十五年の歴史と伝統を持ち、七千人を超える卒業生を輩出しています。その皆さんは、日本全国で、また海外を含めて広く社会で活躍しています。新入生の皆さんも、これらの先輩をお手本に、皆さん自身の夢に向かって、しっかり勉強をして下さい。そして、卒業後は、日本の、あるいは世界の農業の担い手として、また栄養士として、広く社会で活躍をして頂きたいと思います。
この三月には、本学のアグリビジネス科二十二名、食品栄養科三十一名が卒業いたしました。この卒業生の就職率は100%です。在学中の一人一人の頑張りはもちろんですが、指導された先生方の頑張りも、私はほこらしく思っています。先生方は、笑顔で、皆さんに対応して下さいます。生徒の皆さんが、学校で学ぶことが楽しいと思えるような学校でなければいけません。
専門学校は先生から、講義だけでなく、技術や技能を中心に教わるところです。プロとして、卒業後の社会で即活躍できる新しい技術や考え方、あるいは人としての生き方など、たくさんのことを学んで下さい。また、本学には、異なった文化をもつ生徒さんが学んでいます。お互いに異なる国、文化を尊重し合って、真の国際人としての考え方も学んで下さい。また、ボランティア活動も、積極的に行って下さい。
令和という新しい時代には、それにふさわしい新しい学校の活動が必要です。本日、入学した皆さんは、先輩や、先生方と一緒になって、新しい時代の農業や食品栄養を研究し、学び、また構築して頂きたいと思います。
最後にもう一度、入学おめでとう。これからの二年間、一緒に頑張りましょう。
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入学式終了ののち、各学科のオリエンテーション教科書販売などが行われ、この日の日程は終了しました。
2年生は翌日(4月3日)から新学期を迎えました。