就任にあたって(ご挨拶)
令和7年10月1日より鯉淵学園農業栄養専門学校長(学園長)に就任いたしました。日本の農業は今、岐路に立っていると言えます。食についても安全、安心を確保することの難しさが課題でもあります。種から食すまでの過程を学び、日本の農と食を支えるのは本学園である、と言える学び舎を今後も創造的に築きあげてゆきます。かつて、初代学園長の小出満二は、「他の人の行くことを嫌うところへ行け、他の人の嫌がることなせ」と学生に諭しました。現代の若者に今必要とされるのはこのような気概であり、最悪に向かっても感謝の心で前進する気持ちであると考えています。そのような人格的部分も含めて、本学で土に触れ、食の学びを深めていく学生を求めます。本学園では、様々な学びの機会、成長の機会があります。また、様々な食と農に関係する企業との接点も増えており、将来活躍できる機会も広がりつつあります。日本の農と食の世界で活躍できる人材を鯉淵で育ててゆきます。
学園長 平原 信男