昨年12月5日～16日にかけて家畜体内受精卵移植講習会（ET講習会）が開催され、畜産コース2年生の希望者8名が受講しました。

ET技術の成り立ち、胚の発育・生理、体内受精卵移植師の業務についてなど、多岐にわたる講義のほか、凍結卵融解からはじまり採卵、回収卵検索、品質評価、胚の回収、移植などの実技をおこないました。

実施場所は本校畜産農場のほか、12月9日、12日には茨城県畜産センターで同センター職員による指導もいただきました。

講習期間後半は毎日のように試験が行われ、受講した学生たちが技術・知識をしっかり習得・理解しているか確認しながら進めました。

学生たちにとっては大変な実習でしたが、この資格を目標に本校に入学した学生も多く、皆真剣に受講していました。

10日間の講習後、受講者全員が合格し、無事に受精卵移植師につながる資格を取得しました。