レポート
農場だよりNo.8 施設野菜部門を紹介します!
農業技術センターの園芸農場は、水田、果樹、施設野菜、露地野菜、有機野菜の5部門にわかれて農場管理をおこなっています。
今回は、施設野菜部門の現在の畑の様子を紹介します。
施設野菜部門は主に大型温室でトマト、キュウリの栽培をしています。
こちらが、現在の大型温室の様子です。
トマト・キュウリの栽培は7月に終了しました。現在はハウスを閉めきって太陽熱土壌消毒をして次作(11月中旬に苗を植える予定)に向けて養生中です。
温室のビニール・カーテンの張替えなどはこの時期にすませます。
こちらでは、野菜が不足してくる端境期に入りパイプハウスでキュウリを栽培しています。
収穫が間もなく始まります。パイプハウスは加温できないため、霜が降りるまでの短期決戦になります。
その他にも、サトイモ、落花生、コンニャクイモなども栽培しています。
サトイモはこれからの季節に欠かせません。収穫はもう少し我慢します。
落花生も栽培してみました。発芽直後と収穫直前はカラスに狙われやすいので、注意が必要です。
こちらはコンニャクイモです。独特な葉が特徴です。葉が枯れたら収穫します。収穫した芋は食品栄養科の加工実習でコンニャクに加工する予定です。
また、今年、新たな取り組みとして、稲刈り直後の水田を利用して、ダイコンの種をまきました。来年の稲作に影響しないよう若干の肥料で栽培し、年内には収穫予定です。
写真:水田跡地を利用したダイコンの栽培に挑戦!
施設野菜部門では、トマト、キュウリの栽培をメインに行っていますが各種温室ばかりでなく、小圃場を利用してメジャーな野菜から珍しい野菜まで栽培し鯉淵学園直売所「農の詩」で販売しています。
たくさんの野菜の栽培を同時並行で進めていくのは大変なことですが、様々な野菜の栽培管理を体験することができます。
農業技術センター