レポート
アグリビジネス科学生の近況
鯉淵学園農業栄養専門学校では、3月10日(水)に卒業式を挙行し、アグリビジネス科39名が社会へ巣立って行きました。2020年度は、これまで経験したことのないコロナ禍で、移動や行動が制限されるなか、ほぼ全員が進路を決定いたしました(詳細は後日、報告します)。鯉淵学園生の努力と行動力に感服しております。
さて、現在、春休み期間中ではありますが、農林水産省が実施している「農業次世代人材投資事業(準備型)(※)」の資金交付を受けている1年生は、長期休業期間中でも農場において、実習を実施しています。本日も、この資金交付を受けている1年生A君が、農場にて、実習をおこなっています(写真)。
A君は、非農家の子弟ですが、果樹「ブドウ」について興味をもち、鯉淵学園に入学してきました。プロジェクト学習(卒業研究)も「シャインマスカットのジベレリン処理」についての研究をおこなっており、品質の高い「シャインマスカット」を生産する技術を身につけようと、日々、努力をしております。将来は「シャインマスカット」を生産する農業法人等に就職を目指しているとのことです。鯉淵学園は、A君の頑張りに、応えられるよう、できる限り支援してまいります。
(※)鯉淵学園(アグリビジネス科)は、「農業次世代人材投資事業(準備型)」の研修対象機関として、農林水産省より、認定されております。就農計画を作成し、審査に合格した学生には一年(度)間に、最大150万円の資金が交付されます。興味のある方は、鯉淵学園までお問い合わせ下さい。
(2021年3月17日)