レポート
平成31年度入学式を挙行しました
4月3日(水)、平成31年度入学式を挙行しました。
今年度は新しく島﨑弘幸学園長が就任しました。
【島﨑学園長式辞】
新入生の皆さん、鯉淵学園農業栄養専門学校への入学、おめでとうございます。先ほど、紹介がありましたように、今年も77名の皆さんを本学にお迎えすることができました。私共、教職員一同は、心より、皆さんの入学を歓迎いたします。また、本日の入学式を執り行うに当たり、大勢のご父兄の皆様にもご出席を頂いております。お子様の健やかな成長や向学心は、ご父兄の皆様のご指導のたまものとお喜び申し上げます。更に、ご多忙の中、本日の入学式に、ご臨席を賜りましたご来賓の皆様には、高いところからではございますが、厚く御礼を申し上げます。
さて、本学、鯉淵学園は、昭和23年に創立された、長い歴史と伝統を持つ農業栄養専門学校です。この5月で72年目を迎え、卒業生も6,000人をはるかに超えております。新入生の皆さんには、その伝統を受け次いで頂くとともに、この5月より「令和」という新しい元号が始まる節目の年でもあり、新しい鯉淵学園、一歩も、二歩も、成長した鯉淵学園を作って行く担い手となって頂きたいと思います。私たち、教職員と一緒になって、令和という新しい時代の新しい学校の歴史を作りましょう。
世界に目を向ければ、国と国との間で、人々の交流は、ますます盛んになっております。国のボーダレス化が進んでいます。日本に来る外国人観光客は、昨年(2018年)だけでも、3,000万人を超えています。この4月からは、安倍総理の指導の下に、法律を改正してまで外国人労働者の受け入れを進めています。今後、益々、日本の国際化は進むでしょう。鯉淵学園でも、時代を先取りしており、今年はタイを中心にアセアンから、34名の留学生が本学で学ぶことになっています。イセ食品の養鶏農場が、皆さんの勉学を支えます。2年間しっかり勉強して、日本の新しい農業を習得して、それぞれのお国でリーダーとして活躍して頂きたいと思います。頑張ってください。 また、日本人の学生さんも、将来、必ずしも日本にとどまる必要はなく、海外でも大いに活躍をして頂きたい。もちろん、茨城県は、日本の食を支える農業大国ですから、大勢の卒業生が、地元、茨城で活躍されることも期待しています。 今、農業は、新しい時代に入っています。AI、IT、ロボット、農作業の機械化、露地栽培から工場での栽培など。畜産関係、栄養士の世界でも同様です。勉強をするのは学生の皆さんだけではありません。私たち、先生も勉強しなければ、おいて行かれます。これからの2年間、一緒に勉強をしましょう。もちろん、礼儀や社会人として活躍するためのマナーも併せて学んでいただきます。2年間は短い。今日から一緒に頑張りましょう。 最後にもう一度、入学おめでとう。頑張れ、とエールをおくります
平成31年4月3日
鯉淵学園農業栄養専門学校
学園長 島﨑弘幸
入学式当日は、やや肌寒さを感じるものの気持ちの良い晴天に恵まれました。本年度はアグリビジネス科・食品栄養科あわせて77名が入学しました。日本国内では東北から沖縄まで幅広い地域からの入学生があったほか、アグリビジネス科では国際農業コースが開設されたこともあり、入学生の出身地は東南アジアなどさらに幅広く国際的になりました。
卒業式は無事に終了し、昼食の後は学科ごとの説明会などを行いました。アグリビジネス科は例年通り新入生合宿オリエンテーションが始まりました。
入学式翌日には健康診断や基礎学力試験があり、入学3日目の4月5日には早くも講義が開講いたしました。金曜日の夕方にはホッとした様子でした。
来週からはアグリビジネス科の管理当番実習が予定されるなど講義が本格的に開始します。新入生たちも講義・実習をする中で徐々に慣れていくものと思います。
島﨑学園長式辞
新入生代表のことば
新入生写真(アグリビジネス科)
新入生写真(アグリビジネス科)
新入生写真(食品栄養科)